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Webrain Reports Archive

#222 - The Augmented Worker: Wearable Robotics

現在、多くの現場で人手不足や従業員の高齢化などの問題が増加傾向にあり、自動化やロボット化に焦点が当たってきている。一方で人間を完全に置き換えるのではなく、人間の能力の拡張をサポートする領域にも光が当たってきており、人間と機械の共存を加速するようなウェアラブルロボティクスと呼ばれる領域が注目を浴びている。Fortune Business Insightsによると、ウェアラブルロボティクスの世界市場は2028年には82億ドルに達すると予測されており、自動車産業を中心とした産業での導入が進んでいる。外骨格デバイスやエクソスケルトンとも呼ばれるこれら製品は、労働者の筋骨格系障害を予防したり、生産性を高めることが期待されている。ウェアラブルロボティクスには様々な種類があり、重い道具を用いた作業を支援するTool Handling Exoskeletons、長時間同じ姿勢で働く人を支えるWearable Chairs、背中や腰にかかる負担を軽減するBack Support、グリップ操作を支援するPowered Gloves、全身の負荷を軽減するPowered Suitsなどが出てきている。さらに、これらの製品は、産業だけでなく、医療・ヘルスケア分野や一般消費者分野でも利用されるようになってきている。今回のWebrain Reportでは、ウェアラブルロボティクスの現状や活用事例、そして将来像を紹介するともに、より広範囲な導入を実現するための乗り越えるべき様々な課題について考察していく。